「3人で5人分」の仕事を無理なくまわす!― 「欠員補充ゼロ」の職場術

画像:「3人で5人分」の仕事を無理なくまわす!― 「欠員補充ゼロ」の職場術

  • 著者名:小室淑恵
  • 出版社:プレジデント社
  • 価格:1,500円(税込み)
  • 出版日:2011/1/21

Amazonで購入する

書籍内容

大量定年退職、メンタル不調、育児・介護休業・・・人は増えないのに仕事ばかり増える職場で「結果を出す」には、これまで良かれと思ってきた働き方をゼロから見直す必要があります。

・先輩の口グセは「時間があれば、人がいれば」
・みんなが定時に上がるなんて幻想だと思う。
・残業して作った企画書は翌朝読むと平凡だ。
・「ちょっといいですか?」が1時間になる人がいる。
・私がいなければ回らない仕事がある。
・メールの返信は早いほど受注が取りやすい。
・はっきり言ってうちの上司は使えない。
・忙しそうにしていないと余分な仕事が降ってくる。

こんな職場は、働きやすいとは言えません!「欠員補充ゼロ」時代に業績を上げながら残業なしを実現するための「21のアイデア」を紹介。

書評・レビュー

今回、お勧めするのは、『「3人で5人分」の仕事を無理なくまわす!』

著者は、日本にワーク・ライフバランスを定着させたとも言える株式会社ワーク・ライフバランス代表の小室淑恵さん。

一般的に思われているようなワーク・ライフバランスの考え方にはまったく共感しないのですが、小室さんの主張は従来から言われているようなワーク・ライフバランスのコンセプトとは違っているのでおもしろい。

一番興味惹かれるのが、これからの時代は「時間に制約のある働き手が増える」という点。

確かに著者のおっしゃる通りで、労働力の中心となる団塊ジュニア世代も、親の介護や子育てなどで残業できないケースが増えてくるでしょう。また、企業側としては、短時間労働に取り組まなければ、人員の確保が難しくなることになります。

では、どうすれば仕事を合理化して短時間で成果がだせるようになるのか。

著者は、職場での引継ぎやマニュアル作成、教え合う風土を作る人事評価、残業をなくす仕組みなどが必要であると説いていますが、まったくの同感。これはワーク・ライフバランスに関係なく、短時間で成果をだすための手法として当社もコンサルティングの現場で行っており、成果をあげている。

当社が顧問先に進めているやり方とは相違点もあるが、とても参考になる内容だった。単に、ワーク・ライフバランスの本として読むのではなく、短時間で成果をあげるための仕事術という観点から本書を読むとよいだろう。

画像:島倉 大輔

推薦するコンサルタント:島倉 大輔

新潟県長岡市出身。新潟県立巻高等学校卒業。筑波大学大学院経営政策科学研究科修了(MBA)。さらに、博士課程に進学して博士号を取得。博士号取得後は、外資系、国内独立系コンサルティング会社で、超有名大手企業から、中小零細企業、自営業者に至るまで、幅広い業種、業態の会社の経営支援を展開。

大学院時代に研究していた心理学を駆使した独自のマーケティング手法で、倒産寸前の会社を上場するまで会社を成長発展させることに成功。型破りの実績をあげて、業界やマスコミで話題になる。

現在は、中小零細企業やベンチャーを中心に、顧問企業の成長発展支援に奔走。存亡の危機に瀕した会社を救う救世主として、全国の中小零細企業の経営者から厚い信頼を得ている。著書、雑誌などへの掲載多数。また、経営コンサルタントとしてだけでなく、講演講師としても活躍。全国の大学、商工会議所、商工会、青年会議所、金融機関などの主催による講演会の講師として、年間100件以上の講演活動を精力的にこなしている。

さらに、自ら編み出した経営理論をもとに、実業家としても活躍している。

プロフィールを見る

ページの先頭へ